テンジャンチゲの特徴
テンジャンチゲ
テンジャンチゲは味噌仕立ての鍋料理。テンジャンとよばれる韓国の味噌は、日本の味噌に比べて香りがあり、グツグツ煮立てても風味が消えないという特徴があります。牛肉、ズッキーニ、たまねぎ、豆腐といった具をたっぷり入れ、仕上げに青とうがらしでピリッとした辛味をつけます。具に海産物や山菜を入れてもおいしく作れます。
テンジャンチゲのレシピ
材料（2人前）
①薄切り牛肉 50g
②ズッキーニ 1/3個
③たまねぎ 1/2個
④木綿豆腐 1/4丁
⑤長ねぎ 1/2本
⑥赤・青とうがらし 各1/2本
⑦テンジャン（韓国味噌） 大さじ2
⑧米のとぎ汁 3カップ
⑨塩 少々
牛肉の下味用合わせ調味料
①しょうゆ 小さじ2
②ねぎのみじん切り 小さじ1
③にんにくのみじん切り 小さじ1
④ごま油 小さじ2
⑤こしょう 少々
テンジャンチゲの作り方下準備
牛肉の下味用合わせ調味料を混ぜておきます。
土鍋を用意します。
１ 牛肉を切って下味をつける
薄切り牛肉を1cm幅くらいに切り、下準備で作った合わせ調味料で下味をつけます。
２ ズッキーニを切る
ズッキーニ（写真はエホバクという韓国特有の細長いかぼちゃですが、日本で手に入りやすいズッキーニで代用します）は5mm幅の半月切りにし、たまねぎは縦に2等分してから厚めにスライスします。
３ 豆腐を切る
豆腐は流水で洗ってから、ひと口大になるように切ります。豆腐はじっくり煮込むため、崩れにくい木綿豆腐を使います。
４ とうがらしと長ねぎを切る
赤・青とうがらしと長ねぎは、薄めに斜め切りにします。とうがらしは、水にさらして種を取り除きます。
５ 牛肉を炒め、煮る
土鍋でStep1の牛肉を炒めたあと、米のとぎ汁を注いで煮ます。
６ テンジャンを入れる
漉し器を使い、テンジャンを溶き入れます。その後、ズッキーニ、たまねぎを加えて煮込みます。
７ 残りの具を入れて煮る
ズッキーニとたまねぎに火が通ったら、豆腐、長ねぎ、赤・青とうがらしを入れ、ひと煮立ちさせたあと、塩で味を調えます。
テンジャンチゲの工夫
１ テンジャンを入れすぎないことが、さっぱり仕上げるコツです。
２ 韓国ではチゲ用の鍋を使いますが、土鍋でも代用できます。沸騰しにくいので汁が煮詰まりにくく、また保温性があるので、食事中ずっとあたたかいままで食べられます。
３ テンジャンチゲはじっくりと煮込むのがポイントです。味噌の渋みが消え、香ばしい風味が生まれます。
テンジャンチゲの
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