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製造元:(株)斗山(トゥサン)
原産地:韓国
容器・内容量:瓶 360ml
原材料:酒精、梅。アルコール分:14度
保存方法:直射日光を避け、涼しい所に常温保管。
賞味期限:別途表記
美味しい飲み方:@冷ストレート、Aお湯割り、Bロック、Cお好みこだわり
ソルチュンメ(雪中梅)は、民間伝承のお酒と言うよりは、朝鮮朝(1392年〜1910年)の第4代王であられる名君
世宗大王(1397年〜1450年、セジョンデワン:ハングルなどを創始)によって認定された、王室秘法をそのまま再現したお酒である。
韓国のお酒のいろいろ
韓国にはビール、焼酎、米ともち米を原料にした清酒と、これをこしていないマッコルリ以外にも、各地方ごとの特産品として生産される伝統酒がある。
特に焼酎は高麗時代以後普及した韓国の酒。安い価格とさっぱりした口当たりで韓国だけではなく世界70ヵ国で愛されている。
伝統民俗酒にはソウルのムンべ酒(小麦、栗、きび)、忠清南道の唐津郡ミョンチョンの杜鵑酒(トゥキョンジュ:チンダルレーツツジの一種)、慶州の校洞の法酒(ポプジュ:もち米)などが重要無形文化財に指定され、市販されている民俗酒は前記の3種類のお酒以外にも、慶尚北道の安東焼酎(小麦)、全羅北道の全州梨薑酒(イガンジュ:梨と生姜)、忠清南道の韓山ソゴク酒(もち米、うるち米)、済州のオメギ酒(もち米)など様々な種類がある。これ以外にも梅を原料に作った「ソルチュンメ(雪中梅)」「メファジュ(梅花酒)」「メチスン(梅酔純)」などの梅酒と、韓方薬材を入れた百歳酒など、そのまろやかで純な味が幅広い層に受けている。
ソルチュンメ、メチスン「梅酒の名誉挽回」・・新デザイン・新製品開発
梅酒企業等が昔の栄華を取り戻すために発奮、製品デザインを改善して新製品を開発している。
百歳酒の独走など、梅酒市場への侵食が薄れ、ひどいインフルエンザの影響もあって日本料理屋を中心に梅酒売上げが増加しているからだ。
ボヘ醸造の場合、メチスンの銘柄デザインを改善する一方、今月から広告.販促活動を大幅に強化する事にした。銘柄の紙をより高級なものに変え、銘柄上下に金箔ラインを入れ、更に高級感を出すようにした。
内需不振を打開するために、輸出にも積極的に力をいれることにした。
ボヘ醸造は最近アメリカ・ロスアンゼルスにある三和インタナショナルと契約を締結、メチスンを年間12万本輸出する事にした。第一次として2万5千本を船積み出荷し、今月からアメリカ西部地域を中心に販売開始される。
梅酒第1位ブランドの'雪中梅'を生産する斗山酒類BGは、約4年ぶりに新製品を開発する。現在市販されている'雪中梅'
'雪中梅ゴールド'の外に、雪中梅ブランドを活用した新しい製品を出す予定だ。このために4〜5品目の試作品テストを終え、これから一ケ月間、一つの試作品を市場でテスト販売する。
梅酒が属するリキュール(人参酒を含)市場は、2001年1千4百31億ウォンから2002年には1千1百62億ウォン、
2003年には8百13億ウォンで2年連続減少した。
この市場の70%は1、2位ブランドである雪中梅とメチスンが占めている。
(2004年3月1日「韓国経済」紙 チャン・キュホ記者)
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